事例紹介
ブランドらしさの言語化とペルソナ定義で方向性を固める|たていし園さま

伴走サポートの内容
サポートの背景
株式会社たていし園さまは、広島県福山市を拠点に緑茶の加工販売を行う企業です。
主力商品であるリーフ茶の消費量が全国的に減少する中、他社との違いや自社の強みがぼんやりとしていて明確なものを持てずにいました。
また、明確なものがない故に社内の業務が属人的になっている点にも悩まれていました。
サポートの内容
- 3週間に1度のミーティング(各120分 / 計6回)
- ミーティングごとの振り返りシート
- 思考整理と言語化
- 競合分析
- ブランドアイデンティティの言語化
- 顧客像(ペルソナ)設計シート
- 集客導線の整理(カスタマージャーニーマップ)
- ブランドガイド作成
サポートの詳細
まず、事前のヒアリングシートを元に、3C分析の自社についてお話を伺い、言語化を行いました。
経営者さまご自身にお話いただきながら、「たていし園にとってのお茶とは?」「豊かな状態とは?」といった問いで深めていきました。
文章では表しきれなくても、対話や問いを通して声に出してみると、ご本人が思っている以上に「このような未来を実現したい」というビジョンをお持ちである場合が多いです。
たていし園さまも同様で、経営者さまがお茶を通して社会にどのように貢献したいかを明確にもっていらっしゃいました。
お話を伺いながら、そのビジョンを私の方でくみ取りつつ、
現在の会社の状態や認識している強み、今後の方向性や課題などを明確にしました。

その後、競合分析を行いながら、顧客像についての対話を行いました。
顧客像については、現在の顧客像と理想の顧客像を、経営者さまだけでなく社員の皆様にもアンケートを行いました。
アンケートを元に、今後獲得を目指す若年層の顧客像を詳細に仮説立てし、シートへまとめました。

社内に顧客像を共有したところ、既存(中高年層)のお客様とかけ離れすぎて想像できない、との声があがったことを受け、新規で獲得したい若年想像と、現在ご愛顧くださっている中高年層の2つの顧客像を立てることとしました。
既に作成していた若年層像に加え、新たに中高年層の顧客像の詳細を仮説立てし、シートへまとめました。
この時、2つの顧客像がもつ価値観を共通項とすることで、既存のお客様にも愛されながら、若年層にアプローチしていける方向性を定めました。

自社、競合、顧客の分析をふまえ、ポジション設定を行ったのち、コンセプトの設計と導線の見直しを行いました。
導線については、店舗、配達、モール、自社ECと多様な媒体を使用していたため、各媒体の目的と改善点を一覧でまとめました。

ビジネスの土台である3Cを言語化し、市場でのポジション設定とコンセプト設計、マーケティングを実行するのに重要な導線の見直しを行ったのち、会社としてブランドの統一を図る目的で、ブランドアイデンティティの定義を行いました。
ここまでの対話を元に、土台となる部分をご提案し、違和感を感じる箇所などのすり合わせを行いながら進めました。
経営者さまとのすり合わせの後、部門長とのミーティングで社内の反応を確認し、そこから掬いあげた意見を元に、再度改善。
ブランドアイデンティティをまとめたブランドガイドを作成しました。

最後に:言語化し方向性を定めることで濃度高い一歩が踏み出せる
「コンセプトを決めないといけないのは分かってる」
「これでいいのかなと思いながら目の前のことに追われできていない」
そんなお声をいただいてからのはじまりでした。
ぼんやりとした状態を明確な言葉にし、意志をもって進めることで、一歩の濃度を確実に上げていけます。
着実に積み上げながら事業を成長させたい。
そんな想いをお持ちなら、まずは、進むべき方向を定めることからはじめてみてください。
「とこと」では、その最初の一歩からお手伝いをさせていただいています。
進む一歩を、見たくなる。
変わりたいけど変われない。何から始めたらいいのか分からない。
そんな「今」の悩みや課題を解決するための小さな一歩を一緒に見つけましょう。